2012年3月19日月曜日

旋風に告げよ : 陳 舜臣


「国姓爺鄭成功、幼名福松は、東アジアの海の実力者を父として、日本人田川氏の娘を母として、平戸に生まれた。七歳のとき福建泉州へと渡り、父のもとで成長、やがて南京の太学に学ぶ。折りしも李自成軍に首都北京を占領された明朝は滅亡、山海関を越えた満洲鉄騎軍は中国大陸制圧に向けて怒涛の南進を開始した。唐王隆武帝を奉じ、父とともに反清勢力を率いることになった若き英雄の運命は。」

上・下巻です。
明王朝再興を目指した英雄の物語ですが、これもまたオープニングの舞台は日本だったりするものですから、親しみを持って読めてしまいました。

このあたりの本ももっと読まないといけません。そういえば、日本についてもちょっと手薄だ。
なかなか長い道のりですね。でも面白くなって来ました。

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