2010年8月29日日曜日

哲学する心 : 梅原 猛

以前から本の中で名前だけ見ていたのに一冊も読んだことがなかったので、読みやすそうなものから手をつけてみました。
「独創的思想家・梅原猛の根をなす第一エッセイ集現代における哲学の意義、日常性のなかに探る哲学的真理、仏教思想の再発見、日本と日本文化に寄せる真摯な思い……。本書を構成する4つの大きなテーマである。
独創的思想家として知られる著者が、哲学の枠組にとどまらず、時に社会学、歴史学、文学等への領域にも立ち入り、洞察に満ちた思索を縦横に展開、熱っぽく語る初めてのエッセー集。「梅原日本学」の根がここにある。」

内容日はほとんど60年代に書かれたものです。
読みやすく、かつこの人の言いたいことの雰囲気が分かりやすく、面白くよみました。

漱石のことが引き合いにだされると、自分は殆どよんでますから「あ~なるほど」となるのですが、その他の話題だと「へ~」ぐらいになります。もう一息です。

2010年8月25日水曜日

今日は浅草ジャノメでジャムセッションです!

第4水曜日なので浅草ジャノメでセッションです。
みなさんぜひ遊びに来てください!
基本的に空いていると思います。

2010年8月24日火曜日

日本人とは何か : 加藤周一

よく立ち寄る本屋さんの講談社学術文庫のコーナーの一番最初(左上の端)に置いてあって気になっていた本をまだ早いかとおもいつつ、ためしに読んでみました。

「日本人とは何か。われわれは一体何を望み、何でありたいのか。長い西欧体験にみがきぬかれた知性が、鋭い洞察力を駆使して日本人のありように迫り、将来のあるべき方向を模索した日本人論八編を収録。」

ほとんどは1950年代後半に書かれたものです。

まあ、わからないなりに読んでみるっていうのもいいかなと思います。
文章は分かりやすいので読めましたが、もっと把握するために知識が必要です。
が、わからないなりに面白く読めました。

それにしても「日本人とは何か」とは大きな問ですね。
自分にはその問の意味すら漠然としたものとしてしか認識できませんが、自分もこのタイトルに興味があるようです。
自分なりに日本人について考えられるようになりたいものです。
まだぜんぜん材料が足りません。
「日本人とは何か」というタイトルの本が山本七平氏によっても書かれているようです。
読んでみたいですが、すでに読んだことがるような無いような・・。
それを憶えていないぐらいならいずれにしても読んだらいいかな。

2010年8月20日金曜日

成田グラスハウスでオルガントリオでした

また写真撮り忘れた。
鈴木大輔ギター、北澤誠ドラムス、楠直孝ノードエレクトロ、でした。
ちょっと慣れてきてより面白くなってきました。まだオルガンはわからないことだらけですが。

そうそう、成田は地元成田高校が甲子園でベスト4、本日準決勝ってことで、それはもう大騒ぎでした。
今日はテレビで観戦したいと思います。

というわけで、おこしくださった皆様ありがとうございました!


最近の個人練習はリトルピシュナを卒業して(というかあきて)ピシュナにとりかかりました。
辛いメニューですが、手応えは感じています。
無理せずがんばります。

2010年8月19日木曜日

孤独の科学 --- 人はなぜ寂しくなるのか : ウィリアム・パトリック, ジョン・T・カシオポ

面白そうなタイトルだったので読んでみました。新しい本です。
「脳と心のしくみから、遺伝と環境、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景まで――様々な角度から孤独感のメカニズムを解明し、「つながり」を求める動物としての人間の本性に迫る。」

自分はどちらかと言えば「ひとりでいても孤独感を感じにくい」タイプかとおもいます。
この本は孤独感を感じているという状態が人にとってどれほど深刻なものかが説明されています。

こういう本を読むと、いろいろなことを見直すきっかけになります。
なかなか、遺伝のしくみや進化のプロセスから自分を見なおしてみる機会はないですから、そういう意味でも面白い本でした。

たとえば、
どこの街も似たような眺めになって、インターネットやメールが多く利用されて、明らかに一昔前より人と人との直のやりとりが少なくなって、どこかものすごく社会が空虚になっていることについて、危機意識がもっと高まっていく必要があると思います。
となると、この本にも多少書いてありますが、ではどうしたらいいのかってことをみんなで考えないといけません。

自分はたまたまピアノを弾いて、ピアニストとして活動できているおかげもあって、幸運にも心の平衡を保てているように思います。ある程度自分には安心していますが、そこに確信があるわけでもなく、時々不思議にすら思います。
なので、いまは孤独感によるストレスとか一切感じていませんが、この本は面白かったです。


レビューになってないどころか文章になってませんが、まあいつものことですね。

2010年8月15日日曜日

化学の歴史 (ちくま学芸文庫) : アイザック・アシモフ

やや単純ですが、すこし自分の弱点を埋めていこうという試みです。
「近代の錬金術師たちはどんな夢を見ていたのだろう。エピソードゆたかに多数の化学者たちが登場する、化学者アシモフの初学者むけ化学史。」

読みやすく、面白く、化学のことがわかったような気になれました。

前に「化学は授業でほとんど習ってない」ようなことを言いましたが、この本を読んでいたら化学の授業をうけていたことを思い出しました。

この本のように、一見膨大で難しく理解しにくいようなことが上手くまとまった文章というのは、それが存在すること自体とても貴重だと思います。若いうちに人がかならずこういう本を読むような状況になっていたらいいのにと思います。

分量としても多くないし、化学の歴史を分かりやすく、あきずに読めるとってもいい本です。

2010年8月12日木曜日

ドルフィー、ジャズバード、セロニアス、でした

月曜日の桜木町ドルフィージャムセッションは、大入り満員でした。
1~2曲しか演奏できなかった人がほとんどなんじゃないかなあ。
おこしくださった皆様ありがとうございました!


火曜日、表参道ジャズバード。
いつものように盛り上がりました。
ゲストミュージシャンの参加もありさらに盛り上がりました!
おこしくださった皆様、ありがとうございます!


昨夜は東中野セロニアス、トリプレッツでした。
このバンドで演奏したことのない曲をたくさん演奏しました。
面白い曲がたくさんありました。
おこしくださった皆様、ありがとうございます!

あ、そういえば、前回のセロニアスでのライブの時に駅前のミスドに行こう!と思ったら「閉店しました」的な張り紙がしてあって、がっかりしました。
ミスドのあとは何になったのかとおもって今日見てみたらミスドがありました。
思わずドーナツを買いました。


本日(木曜日)はノードを持ってジャノメです。鈴木大輔カルテットです!

2010年8月8日日曜日

東向島プチローズでした

今日も賑やかに盛り上がりました。
お店で作ってくれたチラシ、なぜか鈴木大輔にあたるところに猫がいて面白かったので写真とってきました。
いつもあたたかい雰囲気で盛り上がるいいお店です。
今後ともよろしくお願いします!
お越しくださったみなさまありがとうございます!
帰り道猫がたくさんいました。

昨日は関内ラフでジャムセッションでした。
9時過ぎまでお客さん2人しかいなくて、どうなることかとおもいましたが、最後には賑わってました。
早く来ればたくさん演奏できますよ。
なかなかハイレベルなセッションでした!


木曜日は小岩のバックインタイム。
足立直子+トリプレッツでした。
これもけっこう完全燃焼なライブでした。
終わりごろにお客さんがいらしたりしてアンコールたくさんでした。
たくさん楽しく演奏しました。
お越しいただきありがとうございました!


明日(日曜日)は久しぶりに中野ブライトブラウンに参ります!

2010年8月5日木曜日

昨日は野毛ジャンクでした。今日は小岩バックインタイムです!

昨日は野毛(桜木町駅から徒歩5分ぐらい)にあるジャンクでのライブでした。
ボーカルのKenkohくんとは3回目のライブ。
昨日のメンバーはKenkoh、楠にベース佐野俊介、ドラム工藤悠の4人。

Kenkohバンドのライブも3回目でだいぶ慣れてきました。
全曲完全燃焼系でかなりやりごたえがあります。
基本的に盛り上がります。
エレベの佐野くんとは初共演でしたがいい感じでした。
歌伴だろうがなんだろうが、ソロが回ってきたら弾きまくる人がバンドにいるというのはこういう感じかと、自分のことが客観的に見られたような気がします。

昨日もお客さんたくさんでした。
たまたまこのブログを発見して来てくださった方などもいらっしゃって大変嬉しい限りです。
内容のないブログても続けている意味があったかと感無量です。


さて、今日は小岩に新しくできたBack in Time に二度目の出演です。
足立直子(Vo) + TRIPLET'S です。
居心地のいい感じの素敵なおみせです。
お近くの方などぜひ!お待ちしております。

2010年8月4日水曜日

東大生はバカになったか : 立花隆

先月まで読み続けてた「天皇と東大」は『文芸春秋』に連載されたものの5回目以降を単行本化したもだそうです。
で、その連載の1~4回目にあたるのが、この「東大生はバカになったか」だそうです。
なので、せっかくだから読んでみました。
非常に読み応えのある内容でした。
もっと若い頃に読むべきだったかともおもいますが、たぶんその頃読んでも分かんなかったかなともおもいます。いまやっとこの危機意識を共有できるようになってよかったと思うことにします。

大学や、もっと広く日本の教育が今のままでは、教養のある人間が育つことは期待できず、やがて世の中でそれなりのポストに就く人たちも教養のない人ばかりになってしまい、日本は知的に滅びるんじゃないか、ということです。

大学の入試のあり方や、ゆとり教育などの教育制度によるところが大きいと思いますが、高校で履修する科目が少なくなっています。
自分の場合は、普通科の高校に通って、理系の大学を志望しました。
そうなると、日本史か世界史、どちらかしか履修しません。しかも受験で使わないから真面目に勉強しません。
また物理で受験することにしたので、生物や化学の授業はほとんどなかった(か忘れてしまうぐらい少ない)です。
なので大学に入った時点で、数学と物理と英語以外のすべての科目はほぼ中学卒業レベル、のような状態になります。
で、さらに、大学4年間(自分は留年したら5年間)でもその状態はあまり変わらないということもありえます。

あくまで仮に、自分が大学で講義をしっかり聞いて勉強して、卒業したとしても、総合的に見るとその知識が中学レベルという分野が残ることになります。
実際には自分はなんとか卒業しただけなので、全体的に中学レベルかもしれません。
自分の場合には、幸いいまはジャズミュージシャンをしているので、広い分野にわたる知識がないことによって生じる他への迷惑は、そう多く無いと思いますが、これがより責任のある立場にあったらそうはいきません。


自分のはなしですが、ここ何年かいろいろ学びたくなってはいます。
どうもいろいろな面で知識がすくなすぎて、物事を判断しようとしても、判断材料が足りないことが多いからだとおもいます。
で、この本を読んだら、自分がやりたいことが分かってきました。
平べったく言うと、年相応(?)の教養を身につけたかったようです。

この本を読んで、考えも整理できたような気がするし、やる気が出てきました。

2010年8月3日火曜日

こんどは今頃 Zoom H4n を買いました

ただ録音するだけのやつじゃなくって、なんかそういうやつが欲しくなったのです。
まだライブを録ったりはしていません。
これで、H2 → Q3 → H4n と渡り歩いた事になります。 H1 も一度は持ってみたいな。

この前、なんと、珍しく、高田馬場のイントロに行ってきました。
高田馬場の駅を降りてイントロに歩いて行くと、どうしてもよく毎週のように通ってた大学卒業後まもなくの頃が思い出されて、その頃から自分が全然変わって(成長して)いないような気分になります。
でも、行ってみたら楽しかったです。すいていたのでたくさん弾けました。
井上さんにもマスターにも最初は気がつかれ(思い出してもらえ)ませんでした。

昨夜は六本木でした。
最近は休憩時のマックでマックシェイクを頼んでしまったりしています。

帰りは電車が人身事故で止まったので、3駅分ほど歩いて帰りました。


本日(火)は国立はっぽん、
水曜日は野毛ジャンク、
木曜日は小岩バックインタイム、
金曜日は関内ラフでセッションです!