2010年4月19日月曜日

坊っちゃん : 夏目漱石

2~3年前に読んだのですが、読み直してみました。
漱石の小説は一年ぐらい前にほとんど読んだようです。
ほかの作品に比べたら、ストーリーがしっかりあるし、把握しやすいし、読みやすいです。
でも漱石の中では特殊な作品ですよね。代表作としてはあげにくいかなあ。
あ、でも「猫」とは似ているかなあ。

いろいろたくさん読んだ印象としては、ほかの小説だと「暗い」「深い」でも「美しい」「品がある」という感想をもつことがおおいのですが、坊っちゃんにはそういう雰囲気はあんまりない、というか感じにくい。

いわゆる楽しんで読める小説を期待すると期待はずれだとおもいますが、読み応えはあると思います。

個人的には、前回読んだとき以降に、坂の上の雲とか明治の本をいろいろ読んだので、ときどきでてくる時事をからめた変な喩えの意味が前よりも少し分かりました。「クロパトキン」とか・・、そのぐらいか。

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