久しぶりに読み終えた本です。
最近読書への意欲が落ちてペースが遅かったのと、この本の内容が難しかったせいです。
実は発売した頃(2008年)に買ってみたのですが、全く理解できず、冒頭で挫折していました。
久しぶりに読んでみたら、分からないなりに読み進められたので、頑張って読んでみました。
自分の語彙が少なすぎて、まったくうまく説明できる自信がありませんが・・。
国家とか国民とかいうことについて、ほとんど考えたり意識したりせずに生きてくることが出来ました。出来てしまいました。
国民として国家のために何をなすべきか、そもそもなにかするべきなのか、そもそも国家とは何をするものなのか。そんなことよくわかりませんし、そんなことではなく、自分の生活のこと、身の安全、まあせいぜいピアノのこと、などだけ考えています。せいぜい、自分が直接関わる環境としてのみ国を意識することがあるぐらいです。
いい大人がそんなことではいけませんが、では真剣に考えようとなると、これはある程度以上の水準の知性や知識や判断力が要求されます。
自分に関して言えば、気づくのがおそくて今から何ができるかわかりませんが、多少なりとも自分で判断する力が欲しいものです。物事を把握する手掛かりにならないかと思い、歴史の勉強などをしていますが、遠い道のりです。
これからの若い世代について考えると、国や教育の役割やその方向性が問題になるのだろうけど、それよりもそもそも上に人がいなかったら、なにもうまくいかないだろうなあ。
と、まとまる気配すらありません。
テーマが途方も無いので、なにもできませんが、せめて自分の立ち位置を把握して、なにか意見らしきものを持ちたいものです。
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