昭和史 1926-1945 : 半藤一利

最近よく本屋さんで平積みしてある本ですね。

平凡社ライブラリー版です。

歴史について書かれた本を選ぶのは非常に難しく、この本は気になってはいましたが、読まないつもりでおりました。

が、急に気が変わって、まあ読んでみるか、となりました。

どうせ、たくさんの人の意見を聞かないことには自分の中でまとまらないだろうし、少し売れているみたいですし、大勢の人が読んでいる本を読むのもよいのかなと思いました。

読んでみたら（流し読み気味でしたが）読みやすくて、一気に読んでしまいました。

自分が歴史全般に無知なので、とっても勉強になりました。

細かい内容については、アマゾンのレビューなどにまかせます。

個人的な感想としては、本編の内容よりもあとがき的なところに書いてあった「司馬遼太郎さんはノモンハン事件のことを書こうとしていて、準備までできてたのに、書かないこと（書けないこと）になってしまった」というエピソードが心に残りました。

うまく説明できませんが、この時代のことを書くということは、そういう事なのだと思います。

別の発見として、平凡社ライブラリーというのは文庫かと思っていたら、文庫より微妙に大きいサイズだと知りました。いつも使っているブックカバーが使えません。