2017年3月17日金曜日

朱子学と陽明学 (ちくま学芸文庫) / 小島毅

「儒学は、中華帝国の正統思想として2000年の長きにわたり君臨してきた。その儒教史上に燦然とかがやく二つの学派がある。南宋の朱子によって体系化され、やがて明・清および朝鮮で体制教学となった朱子学であり、それを明の王陽明が批判的に継承し展開した陽明学だ。日本を含む東アジアの思想文化に決定的影響を及ぼしたこれらの流派は、はたして何を唱えたのだろうか。朱子学・陽明学が誕生した時代背景とその問題意識に焦点をあてることで、通俗的理解とは大きく異なる実像が見えてくる。両教説の異同を明快に説き、壮大な思想体系の全体をあざやかに一望する、入門書の決定版!」
 
難しい本をほとんど理解できないくせに読み続けるのが好きなんですけど、これも読み物というよりは学術書的すぎて、基礎知識も乏しいもので、なんとか字面を追っただけなのですが、文章が読みやすく、理解できないくせに楽しく読みました。
朱子学、陽明学ということばは幕末などの歴史小説を読んでいてもでてくるので馴染みはありましたが、これはある意味日本では利用されていたわけですが、そのおおもとの雰囲気がつかめそうでした。あらためて司馬遼太郎の峠などを読み直したくなりました。

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