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2017年8月22日火曜日

日本語はなぜ美しいのか - 黒川 伊保子

「“語感”の重要性に着目した画期的日本語論!
脳とことばの関係から探るユニークな日本語論。日本語は、母音を主体に音声認識する世界的にみても珍しい言語である。この日本語の特殊性を分析することで、国語、英語教育の諸問題を論じていく。」

しっかりと根拠を示した上で物事を説明してくれる本が好きなので、読み始めたら違和感が先行して変な感じになりましたが、読み進めるうちに慣れてきました。
ある意味、期待した芸風でなかった演奏家やお笑い芸人のステージを見るようなもので、いろいろな価値観に触れるという意味で有意義に思えました。また、自分の演奏をはじめて聴いた人の中にはこういう感覚を味わう人も要るのかなあなどと思いました。

で、内容については考えさせられるところがありました。国語の成績は学年で一番下くらいでしたが、いまでは美しい日本語になにかを感じることもあり、共感する部分もあり、面白かったです。

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