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2012年8月15日水曜日

孫文 武装蜂起 : 陳 舜臣

「一八九五年、下関における日清講和条約の調印。清朝打倒を決意した孫文は、同志とともに広州で最初の武装蜂起を企てる…。「大同社会」の実現を目指して、世界を翔る若き革命家の軌跡。膨大な資料から真実を読み取り、最後まであきらめなかった姿勢と無私の精神にあふれた孫文の実像が甦る歴史小説の神髄。『青山一髪』を改題、待望の文庫化。」

上下巻。刊行当初はタイトルが異なったようです。
わかりやすく題名を変えたようですが、これだと孫文の生涯を追ってくれそうな感じがしてしまいますが、革命の成る時までの物語です。

歴史の教科書などではなかなか想像できない、革命に至る実際の活動の状況、その時の雰囲気、各国・各人のそれぞれの思惑、とかそういったものがなんとなくつかめてきます。

それにしても、ありとあらゆる題材で著作があって、陳舜臣さんはすごいな~、と今更思います。

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