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2012年5月16日水曜日

北京悠々館 : 陳舜臣

「清国と露国との秘密協定を探れ―。日露戦争開戦前夜、密命を受けた骨董商の策太郎。西太后につながる拓本家・文に接近を図るが、突然、文が殺されて…。傑作歴史ミステリー。」

陳舜臣氏には歴史推理小説の著作がたくさんあるようですが、明らかにそのカテゴリーに入るものを読むのは初めてかな。それっぽいのはあったけど。

読みやすくて面白い、しかもその時代の雰囲気や背景を感じ取れて、有意義に読めました。が、推理小説としては読み応えは少ないんだろうなあ。推理小説をほとんど読んでない自分には面白いですが。

このたぐいのものも読んでいこうと思います。

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