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2009年10月13日火曜日

坂の上の雲 : 司馬遼太郎

全八巻。けっこう時間がかかりました。じっくり読みました。

実は「菜の花の沖」じゃなくてこっちを先に読もうと思っていたのです。でも菜の花の沖も面白かったのでよかったです。
「松山出身の歌人正岡子規と軍人の秋山好古・真之兄弟の三人を軸に、維新から日露戦争の勝利に至る明治日本を描く大河小説」とあります。

司馬遼太郎の作品は幕末のものやそのちょっと後の西南戦争とかいろいろ読んできたので、それが近代につながってきた感があり、歴史の流れが少し実感できたかなとおもいます。


と、それよりも、個人的に、この坂の上の雲を読んでいたら、今現在を歴史の流れの延長線上にはじめて感じられたような気がしました。逆に言うと今まで実感があまりなかった。
筆者はこの日露戦争後を太平洋戦争までのひとつの流れとして捉えています。で、自分が生まれてから30年ちょっと、自分がうまれる30年前は終戦。っておもったら、初めて時間的に自分で認識できるものになったのでした。

う~ん、書いてみると当たり前だし、つまらないですね。
でも、ちょっと不思議な感覚だったのです。


日清戦争、日露戦争という言葉はもちろん歴史で習ったから、小学校?中学校?から知ってたわけですが、初めて自分の中で意味をもちました。

2 件のコメント:

  1. 秘書子です。お久し振り!

    坂の上の雲、昔読んだなー。
    日露戦争の日本海海戦で活躍した戦艦三笠が
    横須賀にあってついつい見に行った思い出が
    あります。

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  2. どうもお久しぶりです!お元気ですか?
    三笠が横須賀にあるんですね~。
    観にいきたくなりました!

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