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2006年10月22日日曜日

フェルマーの最終定理

以前どこかでこの本が面白かったって紹介されてて、それは一度読んで見なければと思ったのに忘れて、先日ふと見かけたので、読んでみました。面白かった!数学の本というよりは数学にまつわるあるドラマって感じでわくわくしながら楽しんで読めました。最終定理の証明なんて難しいことはまったく分からないはずなのに、この本を読むとなんだか概要がつかめたような気分になって、数論というものに興味すらわいてまいりました。解かれるのに3世紀かかった難問にまつわる話を面白く読ませてくれるこの本はすごいと思います。

フェルマーの最終定理ってのは

xn + yn = zn nは3,4,5・・・・・

を満たす3つの数は存在しない

ということです。これが証明されるのに3世紀かかったそうです。フェルマーって人が、この定理の概略のあとに 「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」 という記述をのこしたそうです。

x2 + y2 = z2 なら3,4,5をはじめとして整数解が存在することは誰でも知っているのに2乗が3乗いじょうになっただけで整数解がなくなるというのも面白いし、それ自体はすごく分かりやすいことなのに何百年も証明されなかったというのはまた不思議。

というわけで、数学の本も面白く読めるものがあります。

以前読んだ本で面白かったのは、数学はいつも苦手だった という本です。数学者ってのはなにしているのか、どんな人なのかっていう、これも分かりやすい面白い本です。

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