2018年6月6日水曜日

戦艦武蔵 / 吉村昭

日本帝国海軍の夢と野望を賭けた不沈の戦艦「武蔵」――厖大な人命と物資をただ浪費するために、人間が狂気的なエネルギーを注いだ戦争の本質とは何か? 非論理的“愚行"に驀進した“人間"の内部にひそむ奇怪さとはどういうものか? 本書は戦争の神話的象徴である「武蔵」の極秘の建造から壮絶な終焉までを克明に綴り、壮大な劇の全貌を明らかにした記録文学の大作である。

早速薦められるままに読んでみました。
武蔵が活躍せずに沈んでしまったことは知識としてはしっていましたが、それにかかった労力や情熱を実感させてくれました。
客観的にみればものすごい違和感なのですが、当事者的な立場にたってみれば世界が変わって見えますよね。
いろいろ考えながら次のお薦めを読みたいと思います。

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