2009年3月20日金曜日

虞美人草 : 夏目漱石

はい、漱石よんでます。


ストーリー的に特に大きな動きの無い作品も多いような気がする夏目漱石ですが、この「虞美人草」はそういう意味では比較的ドラマティックかなあ。面白かったです。
文章がやや(美しすぎて・難解で・知らない言葉が多くて)読みにくいという印象で始まりましたが、だんだん慣れてくるのとストーリーが動いて全体像が明らかになってくるタイミングが一致して、後半一気に加速していく感じでした。スピード感が心地よかったです。

人としてのセンスのよさには敬服します。
こんな人がいたんだなあ。

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